ソライロ☆ソロライフ

このサイトは、これまで様々な一人行動を経験してきた筆者が、その経験談を晒したりソロライフの充実案をあげたりしながら、 世のおひとりさま方やその候補者を勇気づけ、「ひとりだけどひとりじゃない」不思議な感覚を味わってもらうことを目的としています。 将来的には、ここに集う人たちが「ゆるく」繋がる場なんかにもなれば良いなとも思っています。

寂しい?危険?一人旅の魅力

こんにちは。
ソロライフを生きる方々の中には、一人旅が好き!という方も少なくないかと思います。
一方で、ひとりで旅に出るのはちょっと・・・という方や、周りに「なんでまた一人で旅なんかするの・・・?」と本気で不思議がられたりすることもあるのではないでしょうか。

ここでは、一人旅歴10年以上の筆者が考える、一人旅の魅力について語ってみたいと思います。

とにかく自由!

一人旅の一番の魅力はなんといっても「自由さ」にあるといえます。
どんな無茶な旅程を組もうとも、お化け屋敷みたいな宿に泊まろうとも、同じ道を何度も引き返そうとも、食事をカップラーメンで済まそうとも、誰 に も 文 句 を 言 わ れ な い!!!!

つまり、旅路におけるあらゆる選択をぜーーーんぶ自分の思いのままにすることができる!
自分が心から行きたい場所へ、行きたい方法でゆき、心ゆくまでながめ、好きなタイミングで好きなものを食べ、好きな時間に寝起き・出入りできるのです。
なんと素晴らしいことでしょうか。

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また、旅の感想を話し合う相手もいないので、その旅に関して自分だけの純粋な感覚・感想を得ることができるのです。
まるで自分だけの秘密ができたようで、妙にニヤニヤできます。

筆者が一人旅の話をしたとき、こう言った人がいました。
「ひとりで旅しても、何したらいいのかわからない。」

その気持ちもよくわかります。
が、考え方を変えると、何したらいいかわからない≒何でもできる!といえるのではないでしょうか。
筆者の場合は、街並みをあてもなく歩き、公園のベンチや川辺に座って2時間ぐらいぼーっとしたり、ローカル線にただコトコト揺られたり、旅先のヨガスタジオでレッスンを受けたり、スーパーに立ち寄ったりするのが好きです。

必ずしも、人にウケるような楽しいことをしなければいけない決まりはなく、ただただ、自分が心地よいと思う方向に赴く。
何でもできる、というか何もしなくてもよい、んですよね。

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また、大抵一人旅の場合はその選択や計画も自分ですることになります。
すると、その旅そのものに「自分フィルター」がかかって、不思議と愛着がわくものです。
旅を終えたとき、「素敵な旅だった~」と思えるのならもう最高にうれしくて、他のどんなプランにも負けない気がするし、仮に不本意に終わっても「ま、これはこれでよかったよね!」と妙に寛容になれたりします。
まるで、自分がつくった料理や、自分がこいた屁に対してのような優しい感情を味わうことができます。
この一連の過程で、自分自身とまたひとつ仲良くなれるような気がするのです。
そう考えると、一人旅というのは
究極の「自分自身との対話&思い出作りの機会」
とも言えます。

個人的には、一人旅が好きになりすぎて、もはや誰かと一緒に旅に行くことが億劫になってしまいました(汗)
ちなみに複数人で旅した場合でも、個別行動の時間をちょっとだけ設けたりするとおもしろいです。

旅プランの企て方

一人旅では、完全に自分が欲するままの場所・旅程を組めばよいので、複数で行く旅に比べてやりたい放題に計画できます。
その分こだわりが強くなって、気づけばプランに膨大な時間をかける結果になることもありますが(笑)

自力でネットやガイドブックを駆使して、「ぼくがかんがえたさいきょうのたび」を追求するもよし。
いっそ旅行会社などのプロにプランニングを依頼して効率的にいいとこどりをするのもよし。
特に海外の場合は、現地の事情が分かりにくい分プロに依頼する価値はあるかと思います。

筆者はたいてい、人から聞いた旅話や高校時代の世界地図帳or某Gマップをぱらぱらと眺めて想像をめぐらせ、ここに行こう!と決まれば、某Gマップを見ながら行程や交通機関・宿をひとつひとつネットで探し、吟味し決めていくスタイルです。
予約をひとつひとつ済ませ、旅に行くことが確定したときの妙な高揚感は、何度経験してもたまらないものです。
欲を言えば、一人旅だと費用が割高になったり選択肢が少なくなったりするのが悲しいので、もっと一人旅がメジャーになればよいなと思います。

筆者の愛用&おすすめサイト

もちろん難しいこともある

一人で行動する以上、安全面でのリスクはもちろんあります。
が、それは何人で行動しようとも同じことであるともいえます。(むしろ複数でいる方が目立ちやすかったり気がゆるんだりしやすいことも)
暗くなってから人気のないところに出かけない、貴重品の管理を徹底するなど、何人でいようとも「自分の身は自分で守る」と考え、可能な限りの対策をすることが楽しい旅の鍵になります。

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また、旅先で出会った人と仲良くなることもあります。
一緒に行動したり、個人情報を交換するに至ることもありますが、その際にも注意が必要です。
ただ、100%ガチガチに警戒する必要はないと思っています。
旅先で出会い住所を交換し、その後時々はがきを送り合うほのぼのしたご縁が築かれることもあります。
もちろん無理!と思えば断ってもよいですし、自分の直感を信じて判断しましょう。

それから、
「一人旅、してみたけどやっぱり寂しくてしょうがない・・・楽しめない><」
というケースもあるかもしれません。
ここまで一人旅の素晴らしさを散々熱弁してきて、今更こういうのもなんですが、一人旅も適性があると思っています。
例えば、普段感じたことや出来事を誰かと共有せずにはいられない!という人などは特に寂しさを感じやすいと思います。
筆者はこの逆で、旅先でおいしいものに出会ったとき、ただ脳内で「んほぉ~おいしい~(ハート」と感動することに大変なよろこびを感じます。
なので、もし一人旅をしてみて楽しめなくても、凹んだり自分を責めたりすることはありません。

旅は見聞を深めたり、体を休めたり、リフレッシュしたり、目的はどうであれ楽しむためにやることなので、自分に合った、心地よい・楽しいと感じる旅のカタチを見つけて、自分史上の素敵な経験ができることがベストです。
一人旅はあくまでそのひとつのスタイル。

こういう考え方もあるのだなあ、と少しでも参考になれば幸いです。