個人的記録のスゝメ。
皆さんは、普段自分自身の記録ってつけていますか?
やけにまわりくどい言い方ですが、つまり、日記ですね。
最近、筆者はこの楽しさと重要性を実感する機会があったので、それを語ってみたいと思います。
自分のために書く
日記というと、一般的なイメージとして先立つのは
「続かない」
「めんどくさい」
「ネタがない」
など、ネガティブなものかもしれません。
その通りだと思います。笑
そんな中筆者自身は、高校時代から、なんとなく日々あったこと・感じたことを文字に書き残すようになりました。
が、やはり始めるまではどうも気が進まず、先延ばし先延ばしにし、やたらと時間がかかりました。
しかし!
いざ書き始めるとまあ楽しい。
ちょっとした出来事はもちろん、人に話したり、口に出したりするほどでもないあんなこと、こんなことを、誰にも見られたり批判されたりすることなくぶちまけられるとは。
人に公開する必要はない。
ネタがないならないで、「ネタがない」と書いたっていい。
支離滅裂な文章でもいい。
たまには大人ぶって、小説で聞きかじった乙な単語を使ってみてもいい。
憧れのあの人がいかに好きか、存分に書いていい。
悔しいとか悲しいとか死にたいとか思う日も、感情をありのままに書いていい。
そもそも、書きたくない日は書かなくてもいい。
こんなに安全で平和で赦された場所がほかにあるでしょうか。
筆者はこれに気づいたとき、とても大事な居場所ができたような気がしてすっかり夢中になり、時間を見つけては「記録」を書くようになりました。
それ以来、自分自身の楽しみであり心の支えになっています。
確かに、没頭すればするほどに、時間はかかります。笑
が、今はノートに限らず、様々な媒体、さらには公開非公開問わずブログやつぶやきアプリなどもあるので、記録することへの敷居はかなり下がっています。
日々たった一言二言書き残すだけでも、自身にとって大切な時間となることでしょう。
お金もほとんどかからないのも嬉しいところ。笑
スマホでひとりつぶやきしたいときにはマイッターなんかも良いです。(iOS版はこちら)
何の為に書くのかといえば、THE「自己満足」。きっとそれでいいんです。
ちなみにある方は、書く行為を「排泄」と表現しています。
自分の心に渦巻いたものを言葉にして吐き出す。そうすることで、また新鮮なものを受け入れるエネルギーを得られるのかもしれません。
※他の人からなんらかの共感やコメントを得たいという場合はブログも良いと思いますが、非公開で完全に自分の為だけに書くようにすると、何の遠慮もなく書くことができます。
忘れゆく日々の道しるべ
そもそも、こういう記事を書くきっかけとなったのが、実家に帰った際に、過去の記録に読みふける機会があったこと。
こういう時間は、単純にかなり楽しいです。
「◎年前何してたっけ?」というのが、目の前に文章として、ある。
それが記憶を補完して、当時を追体験することができる。
物理的には決して戻れない過去に、タイムスリップできる。
たまに、過去の自分の文章に笑えたりする。
このときは頑張ってたなあ、としみじみする。
でもそれに限らず、特に習い事やYogaの指導者養成講座に通っていたときの記録を読み返したとき、やっぱり記録を残す意義は大いにあるなあと実感しました。
人の記憶というのは有限なもので、どんなにお金を積んで濃く学び多い時を過ごしたとしても、時とともにその記憶は薄れてしまいます。
そんな中、特に重要な時期にどんなことをし、何を学び、何を感じ、(先生や仲間にどれだけ迷惑をかけたかw)というのを記録として残しておくのは、ただ面白いにとどまらず、初心を忘れず、学んだことを生かしてステップアップしていくためにもかなり貴重な情報だ!!と今思います。
(当時(メモ魔と言われながらw)記録を付けてた自分あっぱれ!)
ただし、この「読み返す」という作業は、あまりやりすぎると過去への執着みたいになったり、懐かしすぎて悲しくなったり、時間がやたらと過ぎていったりするので
あくまでホドホドが肝心です。笑
以上、結構語ってしまいましたが、とにかく日々の自分自身の記録、オススメです。
筆者もこれからも、自分の心地よい形で、記録を続けていくことでしょう。