ソライロ☆ソロライフ

このサイトは、これまで様々な一人行動を経験してきた筆者が、その経験談を晒したりソロライフの充実案をあげたりしながら、 世のおひとりさま方やその候補者を勇気づけ、「ひとりだけどひとりじゃない」不思議な感覚を味わってもらうことを目的としています。 将来的には、ここに集う人たちが「ゆるく」繋がる場なんかにもなれば良いなとも思っています。

どうせぼっちだしひとりで仕事しようぜ!…テレワークって実際どうなの?

こんにちは。
ここ最近、某ウイルスの影響もあり、様々な企業で導入されつつあるテレワーク
これは"tele-(遠距離の)"+"work(仕事)"とほぼほぼ読んで字のごとく、

情報通信技術(ICT、英: Information and Communication Technology)を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態(Wikipediaより)

を指します。
在宅勤務、リモートワークなどと呼ばれることもあります。

会社命令で初めてやってみる!という方、もうおなじみの方、どうなの?と気になっている方、様々かと思います。
今回は、テレワーク歴通算3年半の筆者が、その魅力や大変なところも含め語ってみたいと思います。

テレワーク、ここが素敵!!

通勤しなくて良い

まずこれに尽きます。
自然災害や感染症の流行の際に積極的にテレワークが取り入れられる所以でもあります。
あの、朝早くからHP・MPともに奪ってくる満員電車に乗らなくて良い!
自宅の中で、数歩歩いて机につけば、それが通勤。
あまりの近さに思わずニヤけてしまうことも一度や二度ではありません。
これは、人生レベルかつ地球規模での時間・エネルギーの節約になるのではないでしょうか。

f:id:bocchisolo:20200227053008p:plain

場所や時間の融通が利く

ネットさえつながっていれば、いつどこで仕事をしようがある程度自由が利くのもかなりの魅力です。
子育てや介護などをされる方も、この形態により仕事をすることが可能になったりします。

時間についていうと、朝に弱い筆者にとっては、朝ゆっくり寝ていられる点が本当に素晴らしいです。
あと、銀行や役所に行くとか、小腹が空いてちょっとお菓子を買いに行くとか、眠くなったら少しだけベッドで寝るとか、そういうこともやりやすい。
そういう自由があるというだけで、労働環境はかなり気楽(良い意味で)なものになります。QOL爆上げ!

場所については、自宅だけでなくカフェやコワーキングスペースなど、より集中できる環境に行ったり、いっそコンピュータごと旅に出たりもできる場合もあります。

f:id:bocchisolo:20200227053121p:plain

場所の変化たるや侮れないもので、いつもと違う場所に行くだけでかなり新鮮な気持ちで仕事に臨めます。
それが容易にできると思うだけでも楽しいし、日々がメリハリのあるものになることでしょう。

人と顔を合わせなくて良い

これはずばりコミュ障視点からの意見になるかと思いますが、ひとりで仕事ができるというのはとても落ち着けるものです。
常に上司や同僚から見られているわけでもないですし、人間関係に悩まされる時間もかなり減ります。
毎日毎日スーツを着たり、ばっちりメイクをしたりする必要もありません。

筆者自身、オフィスで人と接するたびにビクビクしたり、人の目があることで落ち着いて仕事ができなかったりしたので、純粋に自分の仕事に集中できるテレワークでは「働き心地」はかなり良くなりました。
あ、あとお昼ご飯も何を食べようと、ひとりで食べようと、誰にも口出しされなくて済みますしね。

f:id:bocchisolo:20200227053256p:plain

テレワーク、ここは大変

人と顔を合わせない(また!?)

あれ?さっきは人と顔を合わせないのが良いって言ってたのに・・・!?

…当然ではありますが、人と顔を合わせないことはデメリットでもあります。
例えば仕事でちょっと何かを聞きたいとき、オフィスならその場で話しかければ終わりなところ、テレワークではわざわざチャットなどで連絡をとらなければならなかったりします。
(予定を合わせないといけなかったり、タイムラグがあったりして結構面倒)
書類など、ものの受け渡しが伴うときは尚更めんどくさいです。
同僚がすぐ隣にいるのってすごいことだったんだなあ…!と痛感させられます。

あと、特に単発・完全在宅の仕事を請け負う場合などは、その会社の担当者の方と終始オンラインのみで連絡をとることがほとんど。
そうすると……結構軽く扱われることもあります。
音信不通になったり、契約を急に切られたり、報酬を払ってもらえなかったりすることはざら。
直接顔を合わせたらそういうことせんやろ!

ゥチのことゎもぅどぉでもぃぃんだって。
どぉせゥチゎ遊ばれてたってコト。

的な気持ちになります。というか普通に生活が脅かされます。

そして何より、、、さすがにひとりでの業務が何日か続くと…寂しくなります。
特にミーティング等の機会が全くないと、一日中一言も声を発さず、誰とも接しないという日も出てきます。
そうすると何がつらいって、あたかも世界中に自分しかいないかのような気持ちになります。
自分にはもう話し相手も、頼れる人もいなくて一人ぼっちなのかな…とやけに悲しくなったり、脳裏に浮かぶあらゆる思考がどんどん病んだ方向にループしだして鬱々とした気持ちになったりもします。

これを思うと、やはり顔を合わせる機会はあるべきなのかなとも思わされます。

f:id:bocchisolo:20200227053449p:plain

セルフブラック企業爆誕しがち

テレワークでは、仕事の時間の融通が利き、監視する人がいない代わりに、いつまででも仕事ができてしまいます。
その結果、気づいたら朝から晩までずーっと仕事していた!ということも結構出てきてしまいます。
時給制だったり、時間外手当がちゃんとつく場合だとまだよいのですが、在宅での仕事の中にはそうでないもの(出来高制など)がかなりあり、勤務時間がえらいことになりセルフブラック企業爆誕しまくりです。
先程ちらっと述べたように、ひどい扱いを受けることもありますし。
これは、今後テレワークが広まっていく中で大きな課題の一つと言えます。

f:id:bocchisolo:20200227053707p:plain

オンとオフの切り替え激ムズ問題

f:id:bocchisolo:20200227053947j:plain

自宅で仕事をするということは、本来オフの場でオンのことをするということであり、そうなるとその両者の切り替えは本気で難しくなります。
オフィスに通勤する場合は、ほとんどのケースではオフィスを出ると仕事のことを考えなくてよくなるのに対し、テレワークではもう物理的にオンとオフが一体化してしまいますからね…。

本来の業務時間が終わっても、パソコンを開けている限りだらだらと仕事をしてしまったり、逆に仕事中に脱線しまくったり、頭からずーーーーーーっと仕事のことが離れなかったり。それで気になる点があるとすぐパソコンを開けられてしまうのでタチが悪いです。
また、特に家事・子育てや介護等と並行する際も、それぞれに完全に集中することは容易ではないでしょう。
なんというか、常に脳内がざわざわしている状態になります。
そのためか、筆者は金曜日や週末もあまり嬉しくなくなりました。

オフィスでの勤務同様に時間を厳格に区切ったり、仕事専用の部屋や空間を設けたり、そういう工夫が切実に必要だと感じます。

テレワークという形態がまだまだ一般的でない

テレワークという形態が世に出始めたのは1970~80年代からとのことですが、まだまだその認知度は高くありません。
特に年配の方々は、仕事は出勤してやるものという認識を持っている人が多く、こうした勤務形態を理解してくれなかったり、仕事をしていることを信用してくれなかったりということもあります。
そのため、平日の昼間などに自宅にいることに関して肩身の狭い思いをすることもあります。ちゃんと働いてるのに…!

企業側を見ても、テレワーク導入のための制度や環境が整っているところはまだまだ少数で、完全在宅で条件の整った求人がなかなか出てこない、あっても少数で、それを多くの希望者で奪い合うことになるのが現状です。
もっと仕事ください(切実)

まとめ

ここまで挙げてきたように、テレワークにもメリット・デメリットがあることがわかります。
これらはあくまで筆者視点での事柄なので、この他にももっと多くの点があることでしょう。
そして、個々人によって向き不向きもかなり色濃く出てくるものと思います。

また、実現にあたっては、業種・職種によってもその難しさは違ってくるでしょうし、政府や企業側の制度・環境・労働条件整備などの面でもまだまだ様々なハードルがあるといえます。

それでも、筆者個人としては、ぜひ今後テレワークがもっと広まり、ひとつの勤務形態として確固たるものになってほしいと思います。
働く選択肢が増えることで、生き生きと楽しく働ける人が増えるのだとしたら、社会にとってこんな幸せなことはないでしょうし。

あとは、孤独になりがちなテレワーカーがゆるく気軽に交流できる場があればよいなあと、いちテレワーカー(というかソロライフ民w)としては思うわけです。
いくらなんでも結構寂しい!(切実)

ちなみに、筆者がたまにテレワーク探しでお世話になっているのがこちら。

【以下広告】↓