LINEで簡単!ひとり暮らしの生存確認ツール
こんにちは。
今回は、ソロライフにおいて避けては通れない話題を…。
特にひとり暮らしの皆様。
時々、「自分にもしものことがあったら、誰か見つけてくれるんだろうか?」と、心配になったりしませんか?
そんな我々にとって、救世主ともいうべき生存確認ツールがあることを知ったので、おすすめひとりプランのひとつとして紹介したいと思います。
少し前ですが、某Yフーニュースで孤独死の話題が取り上げられました。
これをきっかけに、日本のひとり事情について調べてみました。
- 国立社会保障・人口問題研究所の2018年推計によると、2040年には、一人暮らし世代は2000万世帯近く(うち、65歳以上は約900万世帯)まで増加し、全世帯数の4割近くを占めるようになるとのこと。
- 東京都監察医務院の統計によると、2017年の1年間での東京23区内の一人暮らしの方の死亡者数は約6500人。
うち、10代~65歳未満までの割合は約31%。
つまり、孤独死は決して他人事ではない&「そのとき」はいつ来るか分からない(高齢者世代だけではない)んですね。
上記では一人暮らしを取り上げましたが、結婚していても、その可能性はあると思われます。
できるだけ他者に迷惑をかけずに「そのとき」を迎えたいけれど、特に大都市では近隣との関係を築く機会も少なく、お互いに見守り合えるような人とめぐり会うのも容易ではありません。
シェアハウスに住むのも、プライベートが少なくなってしまうし…。
…という世の中にあって、このようなサービスがあることを知りました。
エンリッチ見守りサービス(https://www.enrich.tokyo/)
これは東京都のNPO法人により運営されているシステムで、高齢者世代だけでなく単身の働き盛り世代も含めた見守りサービスを展開しています。
利用の流れ
登録は、安否確認をしたい人(自分自身でもOK)の端末のLINEで、このサービスを友達追加することでできます。
そうすると、2~3日に1回安否確認のメッセージが届くようになります。
受信者はそのメッセージ上の「OK」のボタンを押すだけ。
※頻度(2日or3日)・時間帯、安否確認が不要な時期(海外旅行時など)は自分で指定できます。
↓
「OK」の返信が24時間なければ、再度安否確認のメッセージが届き、そこからさらに3時間返信が無ければ、本人に電話orメールで直接連絡が入ります。
↓
それでも連絡が取れなければ、あらかじめ登録した近親者・友人等(最大2名)に電話連絡がいきます。
(別途、事前にその方へのメッセージなどを登録しておけば、メール・郵送等で引き継いでもらうことも可)
という流れ。
そして、驚くべきことにこのサービス、無料です。
また、新しいサービスとして、身近な人同士のグループLINE内にこのサービスを招待することで、定期的に安否確認メッセージが発信されお互いの無事を確認しあえる「つながりサービス」というものも開始されているとのことです。
(※こちらは将来的に有料)
これらの利用にあたっては、連絡がいく近親者や友人がいることが前提にはなりますが、これだったら友人・知人同士でも、それほど気負わずに登録しあうことができるのではないでしょうか。
海外にいる場合でも、LINE・メールに返答可能であれば利用する価値はかなりあると思います。
(できるだけ電話連絡をもらう事態は、お金がかかるので避けたいですが。。)
何より、趣旨・システムにとても共感するので、いつか何らかの形で支援する機会があればと考えています。
上記HPに、このサービスを始めるまでの経緯、より詳しい流れ等が掲載されているので、是非ご覧ください。